NEWSIES観劇の感想🗞
去る10月、NEWSIESの観劇しました。
コロナになってから、舞台も観れず寂しい2年間を送っていた私としては約2年ぶりの観劇!!
かなり楽しみにしながら日生劇場へ向かいました。実はスノスト少年たちは一度も当選したことがなく、はじめての日生劇場で中の作りを見るのも楽しみ。
早速、感想を書いていきます。
まず、歌がうまい。
私はきょも演じるジャックの親友役、クラッチー役の松岡君の歌声が大好きで。
いつぞやのスーパーハンサムライブにて初めて聴いた歌声に素敵すぎるッッッ!となり今回も楽しみでした。
特に少年拘置所で1人歌うシーンは初めの明るいいつもと変わりない彼の語り口から彼の本心が現れていく切なく寂しい助けてほしい。こんな所には居たくないと涙ながらに悲痛な訴えに変わるシーンに目を見張り、はやくクラッチーを助けて!ひとりにしないで!!と落涙。
(個人的に推しのクラッチーをこんな不潔な所に入れるなんて許さないという看護師の気持ちもある。)
普段は片足でも明るくジャックと2人、明るい未来を見つめるクラッチーと本当は…と心情を余す事なく伝えて下さり1番印象深いシーン。
追手に捕まり、助けて!ジャック!!!と叫ぶシーンは親友のジャックに見捨てられたかもしれない、でもジャックなら助けてくれる…はず…
どちらともつかない悲痛な声で胸が痛かった。
一方、きょもの歌声はいつも通り…かと思いきや!!歌い方が変わった気がする!!
前より一言一言が聞き取りやすい!!きょもの独特の歌い方を残しつつ、かなり聞き取りやすいし、前より更に上手くなっていた!!
きょもーーー!!!!
こっちの歌い方の方が好きだわーー!!!
伝わるわー!!!
(個人的には歌い方が育三郎さん風から城田優さん風になった感がある。)
セリフもかなり聞き取りやすくて、とくにクラッチーが捕まり、自分は不甲斐ないリーダーだとやや腐り気味のサンタフェがかなり良かった。
個人的に明るいシーンより暗くなっているシーンの方が役者の腕の見せ所だと思っているタチなのであのシーンもかなり良かった。
とても素敵な絵を描き、憧れの地、サンタフェに逃げてしまいたい、俺はリーダーに向いていない…でも街のNewsies達はカリスマリーダージャックが立ち上がるのを待っている。
でも自信を失ってしまい、親友も拘留されてしまい…俺なんか…
このシーン本当に良かった。ジャックの葛藤がヒシヒシとこちら側にも伝わり、そうだよなジャック、落ち込むよな…
カリスマリーダーだって人間だし、過度な期待を寄せられプレッシャーに押し潰されてしまいそうだよな…と頷きながら観てた。
腐りまくったジャックもさすがは主人公、最後はきっちり大人にやり返し、めでたし。
あのシーンは話の内容としてかなりスカッとまとまりが良く分かりやすいので好きです笑笑
内容とは離れ、ダンスのシーン。
Newsies はブロードウェイ版の映像を見ても分かる通りダンスが素晴らしい!!!
それは日本版でも健在で、私は2階席だったので1階席より臨場感はないものの、ぴたりと揃ったダンスに高いジャンプ、舞台を力強く横切るシーンは圧巻でした!!
どれほど訓練をすればあれほど素晴らしいダンスになるのか想像もつかないが、
本当に素晴らしかった。
演出の面で印象深いのはNewsiesは道で新聞を売る少年たち。そしてジャックは追われるシーンもある。コロナ禍で少ない人数でどう表現されるのかと思っていましたが、なんとプロジェクターで人影を映し出していました。
ざわざわとした人の動きとそれをかき分けて逃げるジャックたち。演技と技術の融合がリアリティをもたらしていると思いました!!!
そしてなんと言ってもNEWSIES 達が集合写真を撮るシーン!!
にっこり笑う彼らを見ながら私も心からニッコリ。
コロナのせいで本当に久しぶりの観劇がNEWSIES で良かった!!
本当は立ち上がって拍手したかったけど、それは心の中でした。
それくらい感動と感激のある舞台だった。
久しぶりに観てよかったと思える舞台に出会えて幸せでした!
また一つ、人生が豊かになった!!ありがとう!!